ヘルスケア
ウイルス除菌ウエアラブル空気清浄機 開発中(特許出願中)
コロナウイルスを 99 % 除菌
メーカーとして自社製品の開発 深紫外線 UV-Cでウイルスを除菌
写真はイメージです
パンフレット
マスク装着型のウイルス除菌装置を開発
札幌エキスポ2022 出展
病院EXPO 2023 東京 出展
メディカルジャパン 2024 大阪 出展
医療に関わるすべてのかたへ
歯科医院 耳鼻咽喉科
各種病院
介護福祉施設
東京大学大学院による実証実験
実証実験結果
東京大学大学院 農学生命科学研究科 間研究室にて
本装置を使ったコロナウイルス不活化実証実験を実施
右図の通り、噴霧したウイルスの力価が99% 減少した。
空気を一度通すだけで非常に高い不活化効果を示すことから、本機構を用いた紫外線照射装置は空気中のウイルスの不活化に有効であることが期待される。
出典:東京大学大学院 農学生命科学研究科 間研究室
実験方法
本製品を運転し(紫外線ランプを点灯)、ネプライザからウイルスを5分間噴霧する。
その後5分間エアサンプラーでウイルスを捕集する。
ウイルス力価を測定する。
除菌のしくみ
専門家と共同研究
❶ 新技術________________ with 理化学研究所 光量子制御技術開発チーム
理化学研究所による深紫外線による
コロナウイルス不活化の実証
光量子制御技術開発チーム和田智之チームリーダーらの 共同研究グループの発表
理研の研究成果
30cm の距離から、253.7nmの紫外線を
500μW/cm2の放射照度で、 30秒照射する ことで、新型コロナウイルスの感染性が 99.99% 減少することが実証されている。
(2021年7月5日:理化学研究所 光量子制御技術開発チームの和田智之チームリーダーらの共同研究グループの発表)
※本製品は上記の和田研究室の成果を活用して、紫外線の最適な照射距離と照射時間を確保し、『ウイルス除菌ウェアラブル空気清浄機』として応用したものである。
❷ 機構設計__________________with 北海道科学大学 工学部機械工学科
流体力学をもとに
機構設計
北海道科学大学 工学部機械工学科 松田研究室が流体工学を応用した小型換気装置を機構設計
特許出願
❸ ユーザビリティ______________ with 北海道科学大学 保健医療学部
医療の専門家から
生理学、ユーザビリティ を評価
北海道科学大学 保健医療学部が人体への影響や負荷を生理学的に評価
絶対に安心できるマスクを作りたかった
2020年春の新型コロナウイルス感染拡大により、市場からはマスクやアルコール衛生用品が無くなり、外出を自粛する生活が続きました。
著名人が立て続けにお亡くなりになりましたが、私の周辺でも苦しめられた人たちを多く見ています。
ワクチン開発も接種も膨大な期間を要する。この状況を何とかしたいと真剣に考えました。プラスチック成形を主幹事業としている我が社ですが、以前、光触媒の除菌製品の開発を手がけたことがあります。当時の知見をたよりに、高性能で安心できるマスクをつくれないだろうか。
これが製品開発の原点でした。そんな時、理化学研究所の深紫外線による新型コロナウイルスの不活化のレポートに出会いました。
即座にアポイントを取り、自作のアイデアを理化学研究所にご相談しました。ありがたいことに今では技術指導をしていただいております。
その後、北海道科学大学様との出会いもあり、流体力学、保健医療学、ユーザビリティなど、製品開発に向けた専門的な知見で共同研究をお願いしております。そして、ウイルスの不活化実験は東京大学大学院の農学生命科学研究科様に実施していただくことになり、現在に至ります。
エキスパートの方々の技術の結集により、確かな効果がある高品質な製品を作り、2024年7月のリリースを目指しています。
型コロナウイルスは2類から5類へとランクを改めましたが、近い将来更なる新型ウイルスへの不安も断ち切れません。
その時に当製品があれば医療業界の方々へ貢献することができます。
本製品で、人の生命を支える中枢にいらっしゃる医療従事者の皆さまの“あんしん”をお手伝いできれば幸いでございます。
開発までのストーリー Development Story
- 2021.7 理化学研究所 論文発表
- 2022.8 理化学研究所 とナカ電子株式会社が技術指導契約を締結
- 2022.8 人体にマスクやヘルメットを介して呼気・吸気を一定の波長の紫外線を一定距離で一定時間照射し、コロナなどのウイルスを不活化する空気清浄機で、特許出願30cm の距離から、253.7nmの紫外線を500μW/cm2の放射照度で、 30秒照射する ことで、新型コロナウイルスの感染性が 99.99% 減少することが実証された。光量子制御技術開発チーム 和田智之チームリーダーらの共同研究グループの発表
- 2022.10 当該製品のモックアップを展示会出展用に作製
- 2022.11 プロトタイプを複数の展示会へ出展(テストマーケティング)メディアに放映されるなど反響多数
- 2022.12 北海道科学大学 工学部と共同研究契約を締結。第2次試作品を特許出願
- 2023.6 “ウイルス除菌インテリジェント空気清浄機“として国の事業再構築補助金に採択
- 2023.6 東京大学大学院 農学生命科学研究科 間研究室と共同研究契約を締結
- 2023.8 流体力学を考慮した機構設計による機能試作機 完成(北海道科学大学 工学部機械工学科)
- 2023.8 北海道科学大学 保健医療学部と共同研究契約を締結(製品の安全性、ユーザビリティ等の指導)
- 2023.10 病院EXPO東京へ出展(製品化にむけたテストマーケティングとして)
- 2023.11〜ヒトコロナウイルス不活化実証実験実施(東京大学大学院 農学生命科学研究所 間研究室)
- 2023.12 東大の実証実験の結果、ヒトコロナウイルスの99%不活化を達成。現在、共著の論文として準備中。
- 2024.1 病院EXPO大阪へ出展(製品化にむけたテストマーケティングとして)
- 2024.4〜 北海道科学大学 工学部及び保健医療学部とのコラボにより マスクを含めた全体装置の最適化の着手
- 2024.6 製品に関する要望を反映した、量産試作機の完成
- 2024.8 東京都産業技術研究センターへUVC漏出試験評価を依頼
- 2024.10 病院EXPO東京へ出展
- 2025.4 製品リリース予定